皐月賞・結果


激戦を制したのは指定TR新緑S(OP)勝利馬のウォードレイダー!
桜花賞に続いてTR勝利馬が本番も制する結果となった。
同馬は卓越した根性を武器に勝負強さを遺憾なく発揮し、これまた桜花賞と同じく
父内国産(アスワン)産駒の制するところとなった。

2着には弥生賞を制したアイルソン。
2戦目にしてGT2着はさすがで、この馬も非常に勝負強いところを持っている。
対戦がなかったウォードレイダー号と今回初顔合わせ、
惜しくもハナ差で敗れはしたが、ダービーでの雪辱に期待。

3着に如月賞勝ちのマッチョチラシサン。
コーナーでうまく立ち回り直線で上位2頭と激戦を繰り広げた。

4着に麗賞勝ちのパーフェクトタイム。
道中で果敢に先頭に立ち、直線でやや置いていかれた展開になったものの、
最後に粘りをみせ掲示板を死守した。

1人気マッチョオンジが5着と、
今回やや振るわなかった印象を受けるかもしれないが、
戦績が示すとおりこれまで2着が3回あり、
安定感という意味では頭抜けた存在である。

また弥生賞同着1着だったノアニールは展開的にも非常に苦しい位置取りで
残念な結果となってしまった。

今回のピックアップは白毛のアイター通信杯勝ち馬、ザルツブルク。
結果だけ見れば7着と凡走した印象も受けるが、
道中の位置取りはノアニールと同様に絶望的な位置。
そこから追い上げた脚は褒めてしかるべきだろう。


この馬の勝負強さは本当に素晴らしい!
ただ、注視すると2000mのレースのみ2回出走しており、
オーナーのしっかりした戦略も読み取ることができる。
二冠目がかかるダービー、距離延長はさらに好条件な印象の同馬、期待です!
オーナーの野丁馬さん、おめでとうございます!


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